マダイ強化月間 第二弾。
毎度お世話になってます。 今日も第五 八千代丸。
前回はマダイに青物といい手ごたえがあったので，
今日のメンバーもみなさん釣る気満々。
前日までの悪天候がうそのように今日は風もなく雨も降らないようだ。
やはり釣りは凪の日に限る。
５時半 出船。
低気圧や前線の影響か，港をでたところで 結構なうねりが我々を出迎えてくれた。
小さな船がうねりの中に消えてしまうほど。
船は進路を北にとり 伊島へ…
今日は 源洋丸・住吉丸はパヤオへ 松竹丸は掛かり釣り
ということで，伊島へ向かった日和佐の船は 八千代丸だけ。
無線ネットワークは使えない。
広い海域でよい漁場をこの一船で探し当てねば。
伊島手前でジギング開始。
木岐の八幡丸が見える。
ベイトの反応もまずまずのようだが，
揚がってくるのはサバばかり。
見切りをつけて伊島に向かう。
ここでは ちょっと鯛ラバを…
八幡丸(小)もいっせいにシャクッている。
底で当たった…と思ったら
赤い魚 でもちがう。ガッシー君。
島周りを隈なく探ってみるが，ベイトの映りも悪く，
掛かってくるのはサバばかり。
下りの潮がほんの少し流れているようだが
鯛がジグを追いかけてくるような流れではない。
ベイトも僅かに映る程度。
時間だけが虚しく過ぎていく。
ここで船頭さんが決断。
伊島をあきらめ 南下。
前回のように夕方に時合いがあるかもしれないのに…
船頭さんの判断に賭けるしかない。
後ろ髪を引かれる思いで 伊島にサヨナラ。
島の南側でジギング再開。
ここでもサバがバンバン当たってくる。
そんな中 サバとは違ったアタリ！
サバのプルプル…という引きとはちがう
ガガガガガ…という引き。
サワラ(サゴシ)をキャッチ。
うまくフッキングしていたのでラインやアシストを切られなくてすんだ。
船はどんどん南下。
港の前を通り過ぎ さらに大移動。
なんと大島へ！！
すごい距離を移動してくれてます。
ここでも我々を出迎えてくれたのは…
サバ サバ サバ
ダブルも三回あった。
サバで８０リッターのクーラーは満タン。
船備え付けの大型クーラーにまでサバを投入。
今日はサバだけかい…と思っていますと
М島さん 何やら大きい魚 掛けてます。
すでにサバ・アジ・ホウボウ・オジサン・ウッカリカサゴ・アヤメカサゴと
ジギング六目釣りを達成しているので７目め。
７５ｃｍほどのメタボなメジロちゃんじゃないですか。
みなさん気合いを入れ直して頑張るも，釣れるのはサバばかり。
通りすがりの一匹だったのか…
と思ったら またМ島さん掛けてます。
今度は一回り小さいものの立派なハマチ。
そのハマチを取り込もうとしたとき，突然海が沸き立った。
突如ハマチ・メジロのナブラが！！
水深８０ｍの海底からハマチ君が仲間を引き連れてきてくれたのか
船の周りでスーパーボイル発生。
前でも 横でも 後ろでも ボコボコ状態。
皆さんキャスティングタックル ジギングタックルで投げまくる。
ヒット！ ヒット！！ ヒット！！！
ふと見回せば 私以外の５人全員ヒットさせてる〜。
船上は一瞬にして修羅場と化した。
焦るな 焦るな と自分に言い聞かせ ナブラにポッパーをキャスト。
来た来た。追いかけてきた。
それ 食い込め。
よっしゃー！ あっ 外れた。
フルキャスト〜 あれっ？ 今度はライントラブル。
急いで直して投げたらフックがラインに絡んでエビ状態。
そうこうしているうちにナブラは消えて元の静かな海に逆戻り。
皆さんの奮闘の結果。
なぜか私一人だけ蚊帳の外。(泣)
ナブラは沈んだけど まだ下におるよ〜(船頭談)ということで，
ジギングに勝負をかける。
あれっ それかなり大きいヤツじゃないですか？
隣に一緒について揚がってきているヤツがいるはず。
素早く底まで落として「漁夫の利」作戦開始。
まんまと成功。一発でヒット！！
リーダーは４号なので，ドラグを十分効かせながらも３分ほどで無事キャッチ。
ようやく私にも釣れた…
８２ｃｍ 瀬戸内ならブリと呼んでくれるが，
ここではまだメジロか。
お先に掛けた方は，時間をかけたものの無念のラインブレイク。
直後にも もう一発 ラインブレイク。
逃がした魚はでかかったよ きっと。
その後も船中ジギングで数本追加。
船頭さんには いつものように１８時過ぎまでがんばっていただき
みなさん青物をお土産にすることができた。
前回同様 夕方まではどうなることかと思っていたが
船頭さんの読みがあたり 皆さん満足できる釣果となった。
船中６人で メジロ１１本 ガシラ６匹 サバ一人１０〜２０匹。
今日も最後にドラマが待っていた。
何かが起こる 夏の日和佐ジギング … 好き。
本日の釣果 ブリ？ ８２ｃｍ サワラ(サゴシ) サバ多数